顎関節症

顎関節症とは

虫歯、歯周病とならぶ三大口腔疾患の一つと言われています。顎関節症は、「あごやその周辺が痛い」「口が開かない」「口を開けると音がする」という三つの症状を指します。特に20代から30代、50代の患者さんが多く、また女性が約7割を占めています。これまでは、歯並びや不正咬合などのかみ合わせの不良が主な原因とみられてきましたが、最近はそのほとんどがかみ合わせ以外の原因で発症することがはっきりしてきました。原因はいろいろありますが、中でも注目されるのは「ストレス」や「生活習慣」です。

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  ・長時間のパソコン作業、首に受話器をかけながらのパソコン作業
・歯をくっつけながら細かい作業をする癖
・嫌な仕事を我慢してやっているといったストレス
・自覚をしていないのに歯を食いしばったり、頬や舌に絶えず力を入れ緊張状態を長時間加えている
・歯ぎしり、食いしばりをする
・運動不足、運動過剰
・姿勢の悪さ
・そしゃくの癖(片側だけで食事をする
・高い枕で寝る
・ほおづえをつく
・足を組む
・寝ながらテレビを見たり、本を読む
・うつ伏せで寝たり、横向きで寝たりする
・固いものをよく食べる
・早食いや食事中の姿勢が悪い
・足が痛いため歩行が辛い
 
     


顎関節症を発症

などなどです。

ただ、顎関節症は怖い病気ではありません。自然治癒が約70%と言われ、通常はかみ合わせを調整する器具は必要ありません。治療法の第一は、生活習慣の改善です。
運動不足には一日最低7~8,000歩くことをお勧めします。できるだけ手を振りながら大股で歩く努力を。ハイヒールではダメです。
また、ほおづえをついたり、足を組むのをやめましょう。食事中は姿勢良く、最低2~30回噛み、そしゃく回数を増やしましょう。
枕は高すぎないようにします。
堅い食べ物は避けます。柔らかいものでも回数を増やしよく噛みます。噛む力を入れすぎないよう注意します。
咀嚼筋の筋肉の痛み、凝りにはマッサージなどをしたり、開口ストレッチするなどをします。